富士ゼロックス「情報塾」の試み

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富士ゼロックスでは、2001年より、企業としてできる情報教育支援の観点から、中学生を対象に長期休暇期間を活用した「情報塾」を開催している。ポイントは次の3点である。(|)人間と情報についてできるだけ幅広い題材を扱うべく枠組みを設ける。(2)情報リテラシーの向上に加えて、情報領域での創造性の向上の支援にもつなげる。(3)手や声などを通じた身体として獲得すべき感覚を大切にする。特に(1)については、情報の流れ(思考Thinking→表現Expression→承認Authorized→蓄積Culture)に沿った理解を可能にするためのTEAC図式を導入し、カリキュラムの編成を行っている。情報塾の取組みが、特に企業の立場から情報教育の支援を考える際の枠組み例となればと考えている。

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