ハニーポットによるパスワードスプレー攻撃のパターン解析とその対策
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説明
リモートサーバ等へのパスワードクラックは巧妙になり,通常の通信に紛れて攻撃する等,その検知が困難になってきています.特に,総当たり攻撃の一種であるパスワードスプレー攻撃(PSA)が最近注目されています.PSAは複数のユーザIDに対して一つのパスワードを使用してログイン試行する攻撃です.攻撃者は,攻撃元IPアドレス,攻撃時間,及び攻撃間隔等を変更して攻撃することにより,正規ユーザとの見分けが困難となるため検知が困難なとなります.本稿では,ハニーポットCowrieを日本,米国,インドに設置し,SSHのログイン試行を観察することによりPSAの状況を分析し,その対策について考察します。
収録刊行物
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- 第83回全国大会講演論文集
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第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 455-456, 2021-03-04
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522063848064
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- NII論文ID
- 170000186735
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles