車両位置相互監視に基づくなりすまし検知手法のロジスティック回帰分析による性能向上
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抄録
近年,V2X通信により情報をクラウド上で他車両と共有することが構想されている.一方,車両位置が偽造され,事故が誘発される可能性を考慮する必要がある.これに対する研究は様々あるが,真陰性の指標の特異度が65%と低い点と,処理時間が車両台数に比例して増加する点が課題である.本研究では,車両が不正な位置を送信することを「なりすまし 」,車車間通信を元にクラウド上で位置の整合性を確認してなりすまし検知することを「車両位置相互監視に基づくなりすまし検知手法」と定義し,回帰分析を用いて特異度と処理時間の改善手法を提案する.その結果,特異度が約95%,処理時間が既存手法の50%となり,性能向上を実現した.
収録刊行物
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- 第83回全国大会講演論文集
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第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 107-108, 2021-03-04
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522063864448
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- NII論文ID
- 170000186901
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00215047/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles