kGenProg: 高拡張性・高処理効率性・高可搬性を備えた自動プログラム修正システム

抄録

ソフトウェア開発において,効率的なデバッグ作業の実現を目的とした自動プログラム修正に関する研究が数多く行われている.自動プログラム修正ではバグを含むソースコードとテストスイートを入力とし,自動的にバグ修正の施されたソースコードを出力する.本稿では,著者らが開発している自動プログラム修正のための研究用プラットフォーム kGenProg について紹介する.kGenProg はプログラム修正の過程に対して遺伝的アルゴリズムを採用しており,生物の進化や淘汰を模倣したプログラム修正を実現する.kGenProg は既存のプログラム修正システムと比較して,高拡張性 ・高処理効率性 ・高可搬性の 3 つの特徴を持つ.評価実験として,実際のバグを対象としたバグ修正実験を行い,既存のバグ修正ツーと比べて処理速度の向上を確認した.

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050855522065617920
  • NII論文ID
    170000150603
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00198857/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    conference paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ