GoogleMapを用いた外来植物駆除のためのカルテシステムの開発

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抄録

近年,様々な場所で外来植物が侵入しており,生態系に悪い影響を及ぼすことから環境問題となっている.岩手県においても岩手山のセイヨウタンポポが問題の1つとなっており,駆除作業を行っている.これまでの駆除作業により,セイヨウタンポポの数が減少してきており,今後は主な作業が駆除から監視に変わり,少人数で効率的に作業を行う必要が出てきている. そこで本研究では,岩手山のセイヨウタンポポの駆除に焦点を当て,少人数で効率的に作業を行うために,外来植物駆除のためのカルテシステムを開発した.外来植物を増やさないように,本システムでは,これまでの駆除記録(駆除地点等)から監視範囲を定め,効果的に作業を行える.

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