制限されたX線投影における圧縮センシングを用いたCT画像再構成に関する検討

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抄録

X線CTは被写体全体をカバーするX線検出器で全周方向からX線投影を行い、多数の投影像から内部構造を再構成する。近年、従来に比べて非常に少ない投影像から再構成可能な手法として圧縮センシングが注目されている。本論文では、X線投影像の枚数だけでなく、X線の投影角度、X線検出器のサイズという3つの撮影条件について制限を設けて投影データを作成し、圧縮センシングによる画像再構成を行った。その結果,このように制限されたX線投影条件においても、圧縮センシングによるCT画像再構成が可能であることを示した.

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