レイヤ単位の並列処理方式を用いた通信プロトコルプログラムの実装に関する検討

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on Implementation of Protocol Program using Processor-per-Layer Parallel Processing Method

この論文をさがす

説明

伝送路の高速化に伴い通信プロトコルの高速処理方式が必要となっている。最近では、共有メモリ型マルチプロセッサ構成のワークステーションが広く普及しているため、このようなワークステーション上において、並列処理方式によりプロトコル処理を高性能化するための検討が重要であると考えられる。そこで筆者らは、OSが提供するスレッドを用いて1つのレイヤのプロトコル処理を個別のプロセッサに割り当てる、レイヤ単位の並列処理方式を検討している。さらに、本検討に基づき、市販の共有メモリ型マルチプロセッサ上に、並列処理用ライブラリを実装するとともに、それを用いて、コネクション型通信プロトコルによる評価プログラムを開発した。本稿では、これらの結果について述べる。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ