組合せ最適化問題の準最適解の改良方法

この論文をさがす

説明

組合せ最適化手法を実際の規模の大きな組合せ最適化問題に適用する場合、一般的には、利用可能な計算源を用いて現実的な時間内で大域的最適解を与える決定的あるいは標準的な手法を期待することが難しい。そこで、次善の策の一つとして、現実的に求めることができる局所的にだけ最適な準最適解に注目せざるをえないが、その中でもより質(評価値)の高い準最適解を求める必要がある。ここでは、前報[1]に記したボルツマンマシンを基本とする「解の質を制御できる最適化問題の解法」をベースとして、組合せ最適化問題の準最適解の改良方法を検討し、新たな構成を持つ組合を最適化手法を提案し、巡回セールスマン問題を例としてそのフィージビリティを確認する。

収録刊行物

  • 全国大会講演論文集

    全国大会講演論文集 第44回 (人工知能及び認知科学), 233-234, 1992-02-24

    情報処理学会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ