同時コンパイルを可能にするAdaプログラムライブラリ管理方式
書誌事項
- タイトル別名
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- On an Ada program library management method which enable concurent compilations
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説明
Adaコンパイラはコンパイル単位間のインタフェースチェックをコンパイル時に行う。プログラムの誤りチェックが開発工程の初期で可能となり、生産性、品質の向上が図られている。本機能の実現のため、Adaコンパイラは、プログラムライブラリ(Program Library,以後PLと記す)に各コンパイル単位の構文・意味情報を格納し、参照する。*Adaによりプログラム開発を行う際、PLはプロジェクトに一個持ち、プログラマ間で共用することが有効である。共用することにより、プログラムの版管理の容易化、ディスクスペースの節約等が可能となるからである。一方、PLの共用を可能とするためには、同時コンパイル時に行われるPLへのリード、ライトを管理する必要がある。本研究では、PLへのリード・ライトの排他制御をコンパイル単位ごと行い、同時コンパイルを実現するAdaプログラムライブラリ管理方式を提案する。*:通常はDIANAと呼ばれる中間言語形式となっている。本研究でもDIANA形式を採用する。
収録刊行物
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- 全国大会講演論文集
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全国大会講演論文集 第37回 (プログラミング言語とその処理系), 642-643, 1988-09-12
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522072407424
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB