漫画技法を考慮したアニメ作品の映像要約手法

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説明

本研究では、アニメ作品を入力とし、コマ割りなどの漫画技法を考慮した映像要約を行う。近年ではインターネットに代表されるように、アニメ作品の動画配信が増加した。だが、動画の情報消費には時間がかかり誰もが楽しむことはできない。そこで、漫画技法の長所を活かせるフィルムコミックという映像要約を行った書籍メディアに注目する。本研究では、アニメ映像の要約を行うだけでなく、顔検出等のシーン毎の特徴も考慮し、相応しいコマの生成を行う。これにより、アニメ動画の入力をするだけで、的確なシーンを抽出しフィルムコミックのような漫画形式の画像を自動で出力することを実現した。本研究により編集作業が必要なフィルムコミック等の書籍が、自動で編集可能となる。

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