故障モジュール中の欠陥メソッド特定

抄録

ソフトウェアの欠陥予測は,全モジュールのうち欠陥が含まれている可能性の高いモジュールを予測する.この予測によって,テストやレビューの工数を効率よく集中させることが期待されている.しかし実際のソフトウェア開発環境では担当モジュールが定められていることもあり,全てのモジュールから欠陥モジュールを予測することが好ましくないこともある.また,デバッグ時に,故障していると思われるモジュールをある程度特定できていることもある.そこで本稿では,故障モジュール (ディレクトリ) を与えられた際にその中から欠陥メソッドを特定する,局所的細粒度欠陥モジュール予測手法を提案する.オープンソースソフトウェアでの適用実験で,平均 0.62 から 0.81 の F 値を得た.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050855522073396224
  • NII論文ID
    170000084826
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00102839/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    conference paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ