故障モジュール中の欠陥メソッド特定
説明
ソフトウェアの欠陥予測は,全モジュールのうち欠陥が含まれている可能性の高いモジュールを予測する.この予測によって,テストやレビューの工数を効率よく集中させることが期待されている.しかし実際のソフトウェア開発環境では担当モジュールが定められていることもあり,全てのモジュールから欠陥モジュールを予測することが好ましくないこともある.また,デバッグ時に,故障していると思われるモジュールをある程度特定できていることもある.そこで本稿では,故障モジュール (ディレクトリ) を与えられた際にその中から欠陥メソッドを特定する,局所的細粒度欠陥モジュール予測手法を提案する.オープンソースソフトウェアでの適用実験で,平均 0.62 から 0.81 の F 値を得た.
収録刊行物
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- ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2014論文集
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ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2014論文集 2014 131-136, 2014-08-25
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522073396224
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- NII論文ID
- 170000084826
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles