ソフトウェア開発プロジェクトの可視化(「見える化」)に関する実証的な取り組みについて

説明

IPA/SECでは開設以来産学連携の場を通してソフトウェア・エンジニアリングの様々な課題に関する調査・研究活動を進めてきた。その中で、本来そのままでは見えにくいソフトウェア開発プロジェクトの可視化というテーマに取り組んだ。5年以上の活動を通して、ソフトウェア開発プロジェクト可視化のための手法を書籍を中心にまとめ、「ITプロジェクトの「見える化」」手法として産業界へ推奨できるようになった。これには産業界のノウハウを満載したチェックシートや大量の失敗事例集、網羅的な計測項目リスト、そして産学連携プロジェクトの成果であるインプロセス計測のためのモニタリングツールが含まれている。ここでは、そのあらましを背景にある問題認識を含めて報告し、あわせて暗黙知の形式知化という課題に挑んだ産学連携の場の意義について述べる。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ