マスク越しフレーズ認識に向けたミリ波レーダによる口の形状変化の検出手法
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抄録
新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりマスクの着用が普及しているが,音声の減衰や口の視覚情報の遮断により,発話内容が伝わりにくくなる.そこで本論文では,マスクを透過するミリ波レーダを用いて口の動きを読み取り,機械学習を用いて発話内容を推定する手法を提案する.口の動きによるミリ波レーダの受信信号の変化をレンジドップラー画像として識別し,それを特徴量として機械学習に入力することでフレーズの分類を行う.また本手法は口を動かすだけでフレーズ認識を実現できるため,声が出せない環境下でもコミュニケーションを支援することが期待される.
収録刊行物
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- 第83回全国大会講演論文集
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第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 355-356, 2021-03-04
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522081095296
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- NII論文ID
- 170000186782
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00215166/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles