FPGAを用いた低電力AI実装の検討
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説明
近年、運転者がハンドルから手を離すことを許容する等、より高いレベルの自動運転の実現に向けた検討が進められており、左記の実現に向け、車両に搭載したカメラ画像から自車周辺のオブジェクトを高い認識精度で検出することを目的にAIの活用が広く検討されている。一方、一般的にAIは演算量が多く消費電力が高くなる傾向にあり、自動運転システムにおいては大きな課題となる。そこで本検討では、AI処理の中で消費電力の最も大きい畳み込み演算部に着目し、不要な期間の演算を停止することで、AIの認識精度を維持しながら消費電力を削減する方法を検討した。また提案手法をFPGAへの回路実装に適用した結果、1.8Wの消費電力削減効果を確認した。
収録刊行物
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- 第83回全国大会講演論文集
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第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 1-2, 2021-03-04
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522081207040
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- NII論文ID
- 170000187441
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles