広域ネットワークで複数拠点を接続する環境でのMAC層ループ対策の評価
抄録
クラウド環境の普及に伴い,複数組織で仮想化された MAC 層のネットワークを相互接続するケースが増加しており,ループが起きたネットワークを検出した上で,対策を行う必要がある.一方,運用ポリシーの違い等の理由から,ネットワークのループ対応に Spanning Tree Protocol が利用できない場合が多く,ブロードキャストストームを発見する仕組みを LAN 機器で動作させ,異常な回線に対する対応が必要となるが,仮想ネットワーク方式の増加にネットワークループ対策の機能追加が追いついていない.これに対応するため,仮想計算機ネットワークや,インテリジェントスイッチで構成されたネットワークに接続し,検査パケットによりブロードキャストパケットのループを起こし,ストームの検出と仮想ネットワークの制御を行う仕組みを研究してきた.現在,実際のユーザが利用している環境での実証実験を計画しており,広域ネットワーク上に故意にネットワークループを作成し,提案方式を適用する計画を進めている.本提案方式では,故意にブロードキャストストームを起こすため,ネットワークループの検査パケットのストームによりネットワークにかかる負荷,ループ検出に必要な所要時間について評価を行った.
収録刊行物
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- 第28回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集
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第28回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 209-214, 2020-11-04
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522082465152
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- NII論文ID
- 170000184534
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00207530/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles