360度動画におけるPOV情報を用いた興味推定アルゴリズムの提案
説明
近年,新たな動画コンテンツの視聴方法として,360度動画が注目されている.従来の非360度動画では,一般的なカメラによって撮影環境を矩形に切り取って撮影するため,視聴者は常に動画投稿者が意図した方向でのみ視聴することができなかった.一方,360度カメラは全方位カメラにより,カメラを中心とした360度全体を撮影することで,視聴者は動画視聴時に視線を向ける方向を自由に変更することが出来る.また,360度動画では従来の非360度動画にて用いられる時間軸を用いた平均視聴時間等の指標に加えて,視聴者がどの方向を視聴したかを示すPOV情報(視聴方向の情報)も取得し活用することができる.本研究では,360度動画をPOV情報に基づき分析し,視聴者が興味を持ったショットを推定する手法を提案する.
収録刊行物
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- マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2018論文集
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マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2018論文集 2018 1292-1297, 2018-06-27
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522082969344
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- NII論文ID
- 170000179001
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles