下水管映像分割のためのマンホール検出方法の提案

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説明

下水管路の検査では,カメラで下水管路内を撮影し,専門家が損傷箇所を目視で確認する作業が行われる.映像中に損傷箇所が見つかった場合,映像の何フレーム目に何個目のマンホールがあったかを確認し,下水菅地図と照らし合わせる.そこで本研究では下水管地図と映像をマッチングするために,目印となるマンホールを画像処理により検出する方法を提案する.まず下水管路内の上方を撮影した映像を取得し,グレースケール化,ニ値化する.ニ値化画像からHough変換による正円検出を行い,正円領域をマンホールとして認識する.塩ビ管で構築した簡易的な模擬下水環境を用いて実験を行った結果,8個のハンドホールに対して7個検出できた.

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