アプリケーションを考慮したトラフィック解析の研究

書誌事項

タイトル別名
  • A study of network traffic analysis focused on application software

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説明

WWWなどのマルチメディアアプリケーションの普及により、インターネットにおけるマルチメディアコンテンツのデータ量やトラフィック量は急激に増加している。このため、アクセスやデータ転送に要する時間が増大し、ユーザのストレスの原因となっている。現在ネットワークの状態を把握する方法としては、トラフィック管理(解析)ツールが一般的である。しかし、このようなツールで収集されるトラフィック情報はネットワーク管理者向けであり、一般ユーザが見ても何を意味するのか理解するのは困難である。また、従来のネットワーク監視ツールによるトラフィック解析の方法は、同一ネットワーク内のトラフィック量の把握には有効であるが、インターネット全体のトラフィック状況を測ることは不可能である。そこで本研究では、アプリケーションを利用した場合のデータ転送時間をトラフィック情報として注目し、インターネットのトラフィック状況を交通情報としてユーザにわかりやすく提供することを目指している。

収録刊行物

  • 全国大会講演論文集

    全国大会講演論文集 第53回 (グローバルネットワーク), 437-438, 1996-09-04

    情報処理学会

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