ダイクストラ法による最短経路での故障時の再最短路導出法

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タイトル別名
  • Reconstruction of Shortest Path Algorithm for a Link Failure within the Shortest Path by Dijkstra's Algorithm

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説明

通信ネットワークにおけるルーティングのために,これまで様々なルーティングアルゴリズムが提案されている.しかし,従来のアルゴリズムでは,ネットワークに動的な変化が生じた場合にも再度ルーティングアルゴリズムを適用し,最短経路を再構成する必要があった.そこで,本論文では,ダイクストラ法によるルーティングアルゴリズムによってソースノードからそれ以外の全てのノードまでの最短経路が求められており,このとき,あるリンクが故障した場合の再ルーティングアルゴリズムを提案する.本アルゴリズムでは,変更が必要な部分のみに対して再ルーティングが行われるので,再度ダイクストラ法によるルーティングアルゴリズムを適用する場合よりも,効率が悪くなることはないことを示す.

収録刊行物

  • 全国大会講演論文集

    全国大会講演論文集 第53回 (ソフトウェア科学・工学), 365-366, 1996-09-04

    情報処理学会

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