単眼カメラによるハンドジェスチャー認識のための高速手指検出
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説明
単眼カメラによるハンドジェスチャー認識は,安価にシステムを構成できるが,手指の認識速度と精度に課題がある.特に,実環境では肌色情報などで抽出した手指の候補領域にノイズが含まれるため,ノイズ除去のための前処理に時間をかけるか形状認識の精度を犠牲にするかの選択に迫られる事が多い.我々は複雑背景下での実時間ハンドジェスチャー認識システムの実現を目指し,(1) 手の位置と腕の方向の検出,(2) 検出位置での手指の形状識別,(3) 手指の形状の遷移によるジェスチャー認識,の3段階によるシステムを開発中である.本稿では,(2)の中で,RRC(Radial Reach Correlation)を応用したノイズに強い高速な指先検出手法を,その評価結果と共に報告する.
収録刊行物
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- 第76回全国大会講演論文集
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第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 77-78, 2014-03-11
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522090529408
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- NII論文ID
- 170000085697
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles