大学の時間割編成問題を記述可能なDSLと時間割作成システムの提案
Description
現在,少子化による大学再編の必要性や COVID-19 の感染拡大防止策による授業のオンライン化によって,大学の時間割を再編成したいという要求が増している.このため,大学の時間割作成システムの需要が高まっている.しかし,大学によって,時間割の制約が異なると考えられているため,時間割編成問題の表現方法の汎化が大きな課題である.そこで,本研究では,時間割編成問題を記述可能な DSL を提案し,これを用いた時間割作成システムを提案する.DSL の評価として,実際の時間割編成問題を提案 DSL で記述した際の字句数を評価し,実用に足ると判断した.また,時間割作成システムは対話的に利用される場合が考えられるため,時間割編成問題の求解時間が用途に耐えるか調査を行った.結果として,SAT ソルバを用いて 26.6 ms と短時間で求解できた.
Journal
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- 第29回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集
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第29回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 64-71, 2021-10-18
情報処理学会
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050855522098290048
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- NII Article ID
- 170000185718
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- conference paper
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles