セキュリティ運用自動化に向けた環境適応型インシデント対応手順技術の提案

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近年のサイバー攻撃の増加および高度化に対し,セキュリティ人材の不足からインシデント対応を自動化する技術が求められている.自動化に向けた課題として,インシデント発生時の対応手順が組織ごとに異なるため,自動化も組織環境に合わせた設計・実装が必要となる点がある.この工数が大きく自動化の障壁となっている.なお,標準的な対応手順としてNIST等からガイドラインが示されているが,抽象度が高く実運用と乖離がある.本稿では,実運用と標準的な手順の乖離を,環境ごとに異なる機器の構成要素を役割別に抽象化することで解消する環境適応型インシデント対応手順技術を提案する.また,本技術の実現性を模擬環境で検証した結果を示す.

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