後方検知による二輪車のアクティブセーフティ機能の開発検討

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説明

二輪車は体が外部に晒されているので四輪車に比べ交通事故の場合,体に受ける被害が大きい.二輪車の事故・安全対策としては,運転者が任意に装着するドライブレコーダーを用いた方法がある.これはパッシブセーフティとしての機能である.したがって、この機能ではアクティブセーフティである事故発生の未然防止策にならない.重要なことは事故の記録を残し,さらには未然に事故を防ぐためのアクティブセーフティ機能である.二輪車の構造において車体後方部が死角であるため,後方の交通情報を取得する必要がある.本研究では二輪車における後方視野を支援するアクティブセーフティ機能の開発検討を行う.本研究の記録にはスマートフォンのカメラ機能を用い,二輪車の車体後部に設置した.結果,後方を記録した動画データを元に画像処理アルゴリズムによって車体後方から接近する車両の検知が可能になった.

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