エージェントシミュレーションによる水害時の避難経路分析

この論文をさがす

抄録

本研究は、実画像センシングによって構築される仮想化現実世界を用いた高臨場なVR型防災教育システムを開発し、VRによる防災教育の効果を向上させることを目的とする。具体的には、火災・洪水・土砂災害などの災害を対象とした防災教育における課題である、(a)個々の住民にリスク判断をさせるための教材がなく防災教育が難しい問題、(b)VR型防災教育システムにおける現実感が乏しく防災教育の効果が低い問題、の双方を解決することを目標とする。本発表では(a)の課題を実現するために、エージェントシミュレーションによる避難経路上のリスクの分析と可視化について報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ