スマートデバイスによる歩行者行動を考慮したナビゲーションシステムの提案と実装
この論文をさがす
抄録
本研究ではユーザの歩行速度を考慮し,ユーザに負担なく目標時間に到着できるナビゲーションシステムを開発した.このシステムは Smart Phone の加速度センサを利用し,歩き,走り等の行動を認識する.そして目標時間に到着可能なように,Smart Watch を通じて行動の変更を促す.速度を考慮したナビゲーションは,普段使用しない経路でも過剰な運動をせず,一定のペースで目的地に到達できるためユーザの負担を減らせる.速度の推定方法としては,GPS とデットレコニングを複合し,カルマンフィルタにて精度の向上を図る手法を使用する.そのため GPS で測位が困難な場所を通る場合でも,ナビゲーションが可能となる.評価では既存のナビゲーションシステムと,目的地までの運動量,心拍数等で比較をする.
収録刊行物
-
- 第79回全国大会講演論文集
-
第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 491-492, 2017-03-16
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050855522100376960
-
- NII論文ID
- 170000175084
-
- NII書誌ID
- AN00349328
-
- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00181257/
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- conference paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- CiNii Articles