CMIPにOSI TP(トランザクション処理)を適用するためのAPI(応用プログラムインタフェース)の実現手法

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  • Realization of Application Program Interface for Applying OSITP(Transaction Processing) to CMIP(Common Management Information Protocol

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抄録

OSI管理において管理情報を交換するためのプロトコルであるCMIP(共通管理情報プロトコル)では, 単一の操作が複数の管理オブジェクトに及ぶ時の一貫性を保つためにsynchronizationパラメタが導入されているが, 単一のエージェントに対する複数の操作や複数のエージェントへの操作の一貫性は保証されない. このため, 複数エージェントへの操作に対しOSI TP(トランザクション処理)を使用することが必要となる. 現在, ISO及びITU-Tにおいても, CMIPとTPを組み合わせて動作させるための応用コンテクストの標準化が行われている. しかしながら, 実装の観点からのCMIPへのTPの適用の具体的検討は行われていない. 本稿では, CMIPへTPを適用する際に, 標準的なAPI(応用プログラムインタフェース)であるX/OpenのTX(Transaction Demarcation)APIとXMP(X/Open Management Protocols)APIを統合したAPIを提案し, またそのAPIを提供する応用プロセスの実現方法について検討する.

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