プロセススケジューラが仮想マシンへ与える影響に関する考察

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Abstract

仮想化技術のひとつとして,Linuxカーネルのプロセススケジューラやメモリ管理などの機能を活用するKVM(Kernel-based Virtual Machine)が存在する。一方,Linuxカーネルのプロセススケジューラは,システムに存在する最も高いプロセス優先度を選択するO(1)スケジューラから,各プロセスの重みに応じて公平にCPU時間を割り当てるCompletely Fair Schedulerへ変更になった。本論文では,Linuxカーネルのプロセススケジューラの違いがKVMの仮想環境に与える影響を実験し,Linuxカーネルに内在する仮想化技術の課題とその解決指針を考察する。

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