「家庭との連携」を意識した中学校保健の授業づくりに関する研究 : 教師チームによる授業づくりと保護者インタビューの教材化を通して

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書誌事項

タイトル別名
  • A study on making health classes in junior high school with awareness of “cooperation with family” : Through teaching by teacher team and using interviews with parents as teaching materials
  • 「 カテイ ト ノ レンケイ 」 オ イシキ シタ チュウガッコウ ホケン ノ ジュギョウズクリ ニ カンスル ケンキュウ : キョウシ チーム ニ ヨル ジュギョウズクリ ト ホゴシャ インタビュー ノ キョウザイカ オ トオシテ

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抄録

保健学習の指導法の工夫に関しては,様々に取り組まれている現状は報告されているものの,具体的な授業実践にもとづく児童・生徒の変容との関わりを踏まえての検討は進んでいない。また,学習指導要領の総則では,「体育・健康に関する指導」において「家庭や地域社会の連携」が強調されているが,こうした視点からの指導法の工夫もあまり進んでいるとは言えない状況にある。筆者らは,中学生の保健学習において教師チームによる授業づくりを行い,家庭との連携の取組の1つとして「保護者インタビュー」を取り入れた授業を展開した。この授業を通して,生徒たちは思春期の悩みを教師に素直に語り,教師たちは複数体制でその生徒のフォローを行うことができた。本研究では,その実践記録と教師チームによる実践の総括を元に,保健の授業づくりに関わる諸条件を整理し今後の課題を提起した。

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