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- 鳥類胚卵殻外培養とその応用
- チョウルイハイランカク ガイ バイヨウ ト ソノ オウヨウ
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Abstract
烏類胚の卵殻外培養は,発生学のみならず,胚操作や毒性学,再生医療の基礎研究など様々な分野に応用可能である。従来から,卵殻の一部に穴を開けて,様々な操作や観察を可能とする窓開け法や,代替卵殻を用いた培養が一般に広く用いられてきた。一方で,高等学校などの生物の授業では,発生を学ぶ授業として,代替卵殻を用いない茶碗などの人工容器でニワトリ胚を発生させる無卵殻培養が取り上げられてきた。しかし,この方法では,胚発生の初期に胚の発育が停止するため,継続して胚の発生を観察することは不可能であった。そこで代替卵殻を用いない完全な人工培養容器を用いた胚培養方法の開発が試みられ,Kamihira et al. (1998)はポリテトラフルオロエチレン(PTFE)膜を用いた人工培養容器によるウズラ胚の孵化に成功した。さらに,田原は,ポリメチルペンテン製の食品用ラップを用いた人工培養容器によりニワトリ胚を孵化させることに成功し,その詳細な方法について報告した(Tahara and Obara, 2014)。これらの技術は,学校教育の現場のみならず,様々な分野への応用が進みつつある。
Journal
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- 日本家禽学会誌
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日本家禽学会誌 58 (1), 29-32, 2021-04
つくば : 日本家禽学会
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050856141144946560
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- NII Article ID
- 40022567449
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- NII Book ID
- AN00186755
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- ISSN
- 00290254
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- NDL BIB ID
- 031459423
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles