新漬けオリーブの色調、硬度保持に関する検討(2)

抄録

オリーブの生産拡大に伴う新漬けオリーブの生産量増加に対応するため,長期保存が可能なレトルト殺菌による賞味期限の延長について検討を行った。レトルト殺菌時に問題となる退色対策として,pH調製剤である水酸化カルシウムの添加は有効であったが,抗酸化剤であるアスコルビン酸カルシウムの添加は逆に退色が進行した。また,硬度保持対策としての乳酸カルシウムの添加は,果実の収穫年度に関わらず有効であることが確認できた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ