ミルクイの種苗生産

書誌事項

タイトル別名
  • Seedling production of mirugai clam Tresus keenae

抄録

ミルクイ種苗の量産技術開発のため,2016~2019年度に500L円形水槽による種苗生産を実施した。温度上昇,精子添加,干出による採卵刺激によって,10月下旬~12月に12回のうち11回で受精卵を得ることができた。受精卵を用いた幼生飼育を9回行い,そのうち8回で計317,390個体の稚貝(殻長:2.0-7.3mm)を生産した。これらのことから,当場において,ミルクイ種苗の計画的な大量生産が可能であることが示された。幼生飼育では,水温が高いほど成長が良く,着底までの期間が短かった。

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