組織透明化試薬による魚類組織の透明化と魚類感染症の3D病理解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Application of tissue clearing techniques to 3D study of infectious disease pathology in fish
抄録
魚類感染症の診断に用いられてきた従来の手法は,病原体や病巣を網羅的に検出できているとはいえなかった。そこで,近年開発された3種の組織透明化技術(Clear T,SeeDB,CUBIC)を用いて魚体を組織の深部まで透明化し,病原体や病巣を三次元的に可視化することを試みた。その結果,CUBICが最も高い透明性を示し,免疫染色やGFPのイメージングにも適用可能であった。さらに,DAPIで標識したAeromonas hydrophilaの魚体中での局在も可視化できた。以上の結果から,CUBIC試薬を用いることで,魚類感染症における病原体の局在を三次元レベルで解析できることが明らかとなった。
収録刊行物
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- 魚病研究
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魚病研究 52 (2), 96-99, 2017-06
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050856141145600256
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- ISSN
- 0388788X
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- 本文言語コード
- en
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB