完全準同型暗号を用いた秘匿データマイニングと高性能SSDによる性能向上に関する考察
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抄録
本研究では、完全準同型暗号アプリケーション実行時における高性能SSDの活用について論じる。完全準同型暗号を用いると暗号文同士の演算が可能となるため、個人情報を含むビッグデータの演算をクラウドに委託して実行する際のデータ漏洩リスクを低減できる。しかし実行には膨大な実行時間がかかるためストレージの観点からこの課題に取り組む。ただし比較的高性能かつ高価な低レイテンシSSDを用いた際に短縮できる実行時間と、それにかかるコストの費用対効果は、実行アプリケーションや実行環境に大きく依存する。そこで本研究ではストレージIOが多い完全準同型暗号アプリケーションについて低レイテンシSSDを用いて性能評価を行う。
収録刊行物
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- 第84回全国大会講演論文集
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第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 501-502, 2022-02-17
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050856970555773184
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00221311/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB