ビーコンレンジ署名によるV2X通信なりすまし検知手法

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抄録

近年,ITSの分野において,自動運転やV2X通信の研究が盛んに行われている.その中で,クラウドを利用した安全運転支援サービスがあり,注目されつつある.一方で,クラウドを利用したサービスに対する攻撃は脅威となり検討する必要がある.そういった攻撃の一つに車両がクラウドに偽装した走行データや位置データを送信する行為がある.本研究では,それらのような不正データを送信する行為を「なりすまし」と定義し,特定の時間にビーコン通信範囲(レンジ)内に存在したことを証明する「ビーコンレンジ署名」という考えを用いて,車両のなりすましの検知を行う.そして,検知率,検知時間を評価し,本手法の有用性を検討する.

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