巡回トーナメント問題に対する3種類の近傍解生成法の性能比較

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抄録

巡回トーナメント問題は,スポーツスケジューリング問題の一つであり,本拠地をもつチームのリーグ戦において,各種の制約条件を満たしつつ,全チームの移動距離の総和を最小にする試合スケジュールを作成する問題である.本研究では,巡回トーナメント問題に対する発見的解法において重要な役割を果たす,近傍解生成法について検討した.具体的には,3種類の近傍解生成法と,それらを組合わせた近傍解生成法をベンチマーク問題に適用し,解探索性能の違いを調査した.調査の結果,単体ではSwapRounds,組合せではSwapRoundsとSwapHomesを交互に行う手法が高い解探索性能を示すことが明らかになった.

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