動的スケジューリングによるマイクロサービスの応答性能改善
抄録
近年,アプリケーションの頻繁なアップデートや高負荷時の応答性能の要求,仮想化技術の発展により,Web アプリケーションのアーキテクチャとしてマイクロサービスが注目されている.マイクロサービスは複数のサービスから構成されている.それらの静的な配置を考慮することによる実行最適化は多く行われているが,リクエストは時々刻々と変化し,静的な配置の変更では対応が難しいため,動的なスケジューリングによる実行最適化が重要である.先行研究では,共有資源を考慮した動的スケジューリングが提案され,シミュレーションで効果が確認されている.本研究では,その手法を実環境に適した形に変更することで実装し,実機を用いて評価を行った.今後は,メトリクス取得手法や提案手法のモデルの妥当性の検証により性能改善を目指す.
収録刊行物
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- コンピュータシステム・シンポジウム論文集
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コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2022 63-70, 2022-11-28
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050857280112027776
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00222605/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB