Exploring the Reality of Childcare Support in Foreign Countries

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  • 諸外国における子育て支援の実態を探る

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家庭との連携が保育士の専門性として世界的に求められている中、保育士と保護者との関係性のフェーズにおいて求められる保育士の専門性をどのように発揮していけばよいのかを探ることによって、子育て支援に対する保育士の困難感を軽減するためのアプローチを検討した。具体的には、保護者との「コミュニケーション」、「子どもの最善の利益」を踏まえた保護者との「相互理解」、各機関との連携を視野に入れた「ソーシャルワーク」について、デンマーク、アメリカ、フィンランドの子育て支援を参照した。 各国の取り組みから、保護者の保育への参画意識を高めることの必要性、「子どもの最善の利益」という共通理解のもとに、保護者と保育士とが対等な関係から意見交換する必要性、保護者のみならず、子どもにかかわってきた人たちと保育士が情報共有を通して、子どもの育ちに資する対話が生まれてくる土壌を創り出す必要性について述べた。これらに共通していることは、保育士が保護者をクライエントして捉えるのではなく、保護者と保育士とが子どもの育ちを共に支える人として、パートナーシップを結ぶことの大切さとその難しさであった。"

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