ジュラ紀付加体における流域圏の自然環境

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タイトル別名
  • ジュラキ フカタイ ニ オケル リュウイキケン ノ シゼン カンキョウ
  • Natural environment of watershed areas in the Jurassic accretionary complex

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抄録

上流部にジュラ紀付加体が広く分布している福井県美浜町を流域とする耳川において,NOx からの二次物質である大気中のO3 および河川水中のNO3- を軸に調査した.耳川流域近郊の三方におけるO3濃度は,首都圏の中心地・東京タワーよりも1.3 倍高く,アジア大陸の越境汚染の可能性が推測された.耳川流域では源流において,NO3- 濃度が相対的にかなり高かった.近々の調査でブナ林が優占する第四紀の鳥取県大山滝と福井県耳川源流では後者で非常に高く,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響後で相対的に高いのはジュラ紀付加体の地質の影響も推測された.

source:http://recre.ou.u-fukui.ac.jp/research.html#kiyou

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