看護基礎教育におけるリハビリテーション看護の専門的技術の習得に関する研究 : 臨地実習での見学回数,実践回数との関係について

書誌事項

タイトル別名
  • Study on Learning of Technical Skills in Rehabilitation Nursing in Basic Nursing Education : Focusing on the Clinical Training Practice and the Clinical Training Trip
  • カンゴ キソ キョウイク ニ オケル リハビリテーション カンゴ ノ センモンテキ ギジュツ ノ シュウトク ニ カンスル ケンキュウ リンチ ジッシュウ デ ノ ケンガク カイスウ ジッセン カイスウ ト ノ カンケイ ニ ツイテ

この論文をさがす

説明

本研究の目的は,脳血管障害患者に必要なリハビリテーション看護の専門的技術の習得レベルの向上のために,臨地実習がどのような影響を及ぼすかを明らかにすることである。そこで,看護学生70名を対象に,リハビリテーション看護の専門的技術28項目について臨地実習でのこれらの見学回数および実践回数とこれらの習得の程度について学生自身が自己評価した結果との関係を分析した。その結果,臨地実習での実践が有効であった技術は17項目,見学が有効であった技術は4項目であり,以下のことが示唆された。1.より複雑な構造をもつリハビリテーション看護の専門的技術ほどその習得レベルの向上には臨地実習での見学よりも実際に患者に実施することの方が有効である。2.見学回数と実践回数のいずれにも関係のなかったリハビリテーション看護の専門的技術があり,他の要因の考慮も必要である。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ