封建制と軍役奉仕

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  • ホウケンセイ ト グンエキ ホウシ

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抄録

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アングロ・サクソン時代に封建体制の萌芽はあったにしても、国政史的に封建体制を確立したのは、いわゆる”ノルマン征服”以後である。しかも、大陸的知行封建制を導入し、軍事的色彩の濃い集権的封建国家を樹立したところに特色があった。この集権性の指標となるのは、1086年の“Salisburyの宣誓”であろう。“anglo-saxon Chronicle”のE・1085年の頃には、「ウイリアム征服王は収穫祭Lammasにsalisburyに行幸し、その他で彼の賢臣及び何びとかの臣下であることに関係なく、イングランド国のすべての土地保有者に会見した。彼らは忠誠の誓いを行ない、国王の臣下となった。

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