レ-ニ・リ-フェンシュタ-ル『意志の勝利』
書誌事項
- タイトル別名
-
- レーニ リーフェンシュタール イシ ノ ショウリ
この論文をさがす
説明
レーニ・リーフェンシュタールによる1934年ナチ党大会の記録映画『意志の勝利』は、その監督の名前に決定的な負の刻印を押した<呪われた映画>として名高い。その作品は今日でもドイツでは一般的上映を禁じられているが、他方ではその力強さ、抗しがたい魅力を指摘する声も絶えない、映画史上最大の問題作のひとつといえる。以下では私たちは、まずそれがどのように撮影・編集された映画であるかという検討から入ることにしよう。映画の全体は、以下のような20のシークエンスから構成されている。じっさいの党大会の行事は、ヒトラーがニュルンベルクに到着した9月4日から10日の閉幕まで、計七日間にわたっておこなわれたが、映画ではそれが五日として表現されている。
収録刊行物
-
- 明治大学教養論集
-
明治大学教養論集 322 63-130, 1999-03-31
明治大学教養論集刊行会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050857534500631936
-
- NII論文ID
- 120001441221
-
- NII書誌ID
- AN00238633
-
- ISSN
- 03896005
-
- HANDLE
- 10291/5124
-
- NDL書誌ID
- 4702072
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles