損益分岐カーブの管理的機構-原価計画との関連性-

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  • ソンエキ ブンキ カーブ ノ カンリテキ キコウ ゲンカ ケイカク ト ノ カ

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抄録

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かつて,C. E. Knoeppelは,その著,“Profit Engineering-Applied Economics in Making Business Profitable”において,企業における次の諸事項の存在を述べ,これらをいかに具体的に求めるかについて論述し,利益計画理論の展開を試みた。すなわち, ① 損益分岐点(break-even Point)の存在 ② 他人資本への利子を稼得しえない点の存在 ③ 優先株配当金(preferred dividend)を稼得しえない点 ④ 普通株配当金(common dividend)を稼得しえない点 ⑤ 売上利益(Profit on sales)が投資額の6%に等しい点 ⑥ 目標利益の基準範囲 ⑦ 3年ないし5年間の正常操業度 ⑧ 予算点(budget point) ⑨ 資本1回転の点 ⑩ 剰余金対支払配当金比率1の点

収録刊行物

  • 明大商學論叢

    明大商學論叢 61 (1), 1-26, 1978-10-20

    明治大学商学研究所

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