道徳の授業における発問「あなたならどうするか」の意義と限界 : 「考え、議論する道徳」を実現する理想と現実の架橋

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  • ドウトク ノ ジュギョウ ニオケル ハツモン「アナタ ナラ ドウスルカ」ノ イギ ト ゲンカイ : 「カンガエ、ギロン スル ドウトク」オ ジツゲン スル リソウ ト ゲンジツ ノ カキョウ

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type:論文

道徳の教科化に伴い先行研究において着目されることの増えている発問「あなたならどうするか」について、その意義と限界を論じた。この発問は、子どもたちに理想的価値観を押しつけることなく、子どもたちの本音を引き出すことができると期待されている。しかし同発問には、子どもたちの本音を重視するあまり理想的価値観を蔑ろにするという陥穽があること、それを回避し意義ある発問とするために理想と現実の架橋という観点が有効であることを論じた。

Journal

  • 天理大学教職教育研究

    天理大学教職教育研究 5 79-84, 2022-12-01

    天理大学人間学部総合教育研究センター教職課程

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