学校経営から見たエピデミック、パンデミック対応と戦略としてのホームスクール事業 : 米国のカルバート・スクールとV.M.ヒルヤーを中心に

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タイトル別名
  • Distance learning as a means to deal with the recession caused by an epidemic/pandemic : focusing on the calvert school’s homeschool service and its first principal V.M. Hillyer
  • ガッコウ ケイエイ カラ ミタ エピデミック パンデミック タイオウ ト センリャク トシテノ ホーム スクール ジギョウ : ベイコク ノ カルバート スクール ト V M ヒルヤ オ チュウシン ニ

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抄録

カルバート・スクールは米国メリーランド州ボルチモア郊外にある私立学校である。1905年、初代校長V.M.ヒルヤーは全日制小学校の経営難を克服するため、百日咳の流行を直接的な契機としてホームスクール事業に乗り出した。それは、全日制部門とホームスクール部門との間に互恵的な関係を作り出したうえで行われた事業の二極化展開であった。時代背景としては、当時、全米的に整備された郵便事業により、教材を郵送できるようになっていたことがあるが、それに加えて雑誌メディアの一般化によって、そこに広告を掲載することで、広く顧客(ホームスクーラー)を獲得することに成功している。ホームスクール事業に成功したヒルヤーは、後に学校理事会側にロイヤリティを求め、それを認められている。

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