EV技術革新と無形資産経営への移行に向けた日本的生産方式からの脱却について

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タイトル別名
  • EVギジュツ カクシン ト ムケイ シサン ケイエイ エノ イコウ ニ ムケタ ニホンテキ セイサン ホウシキ カラノ ダッキャク ニツイテ
  • Breaking Away from the Japanese Production System toward EV Technological Innovation and Transaction to Intangible Asset Management in the Japanese Auto-Parts Industry

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説明

1970年代以降,世界のモノづくりのモデルとして称賛されてきた「日本的生産方式」について,その発祥以来40~50年の月日を経た現在,なお歴史の検証に耐えられるか,また22世紀に向けての歴史と社会の変革の中で,どのような転換が求められるのか,これらの諸課題を考えることが求められている。本稿では日本自動車産業の歴史的発展を支えた企業間取引慣行(系列・下請関係)について,第一に直近の脱炭素・EV化の技術革新と並行して進む自動車部品産業の業界再編成との関連で分析し,第二に,現在急速に進む無形資産経営への移行に際して,日本的生産方式の構造原理との不整合およびその克服の課題について考える。

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