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- タイトル別名
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- Umbilical granuloma: current understanding of its pathophysiology, clinical presentation, and management
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抄録
臍肉芽腫は,臍部にみられる肉芽組織からなる赤色結節で,臍帯脱落後の上皮形成過程の遅れによって臍帯断端が残存し肉芽として増殖したものである. 発生頻度は,臍帯の処理や衛生状況によって様々であり1~13%と報告されている.原因としては,感染・炎症説のほか異物説,臍動静脈血流遺残説がある.ほとんどは臍分泌物と肉芽組織の肉眼的所見により容易に診断できるが,時に外科的介入が必要な臍ポリープ,臍腸瘻,尿膜管遺残との鑑別を要する. 治療は,硝酸銀焼灼が一般的に行われているが,ステロイド外用療法の有用性も示されており,海外では食塩散布や硫酸銅焼灼,抗菌薬局所投与も行われている.難治性の臍肉芽腫では,液体窒素凍結や電気焼灼,外科的切除も考慮される.臍肉芽腫の予防に,臍帯結紮(クランプ)時には低位クランプ,臍帯断端のケアでは局所の消毒よりも dry code care が有用な可能性があり,臍帯の乾燥・収斂を目的とする粉末の散布は現在では推奨されていない.
収録刊行物
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- 浜松医科大学小児科学雑誌
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浜松医科大学小児科学雑誌 3 (1), 3-14, 2023-03-15
浜松医科大学小児科学雑誌編集部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050858364030733568
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- ISSN
- 24362433
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- HANDLE
- 10271/00004277
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB