栄養士・管理栄養士養成施設学生における調理操作頻度による調理技術および 学習意欲に及ぼす影響

書誌事項

タイトル別名
  • The Effect of Frequency of Cooking Operations on Skills and Learning Motivation in College Students.
  • エイヨウシ ・ カンリ エイヨウシ ヨウセイ シセツ ガクセイ ニ オケル チョウリ ソウサ ヒンド ニ ヨル チョウリ ギジュツ オヨビ ガクシュウ イヨク ニ オヨボス エイキョウ

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抄録

本研究では,大学入学前の調理頻度が調理技術や学習意欲に及ぼす影響を検討した.調査時期は,令和4年4月に実施した.調査対象者は,三重県の栄養士・管理栄養士養成校である短期大学2校,大学1校の学生110名に行った.調査方法は,自記式アンケートを実施した.分析項目は,調理操作頻度,調理技術,学習意欲とした.調理操作頻度は,10項目の頻度(回/月)とした.調理技術は,「自分一人でできる」を1点,「できない」を0点とし,28項目の合計得点とした.学習意欲は,13項目について,「とても思う」4点,「そう思う」3点,「あまり思わない」2点,「思わない」1点と点数化した.統計解析の有意水準は5%とし,調理操作頻度と調理技術、調理操作頻度と学習意欲について相関分析を行った.調査の結果,調理操作頻度は,調理技術や学習意欲と関連していた.調理技術の向上には,「フライパンで炒める」,「包丁で皮をむく」,「野菜を茹でる」,「昆布やかつお節でだしをとる」操作頻度の増加が必要であることを示唆した.

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