講義におけるGoogle Colaboratory導入の試み

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タイトル別名
  • An Attempt to Introduce Google Colaboratory in a Class
  • コウギ ニ オケル Google Colaboratory ドウニュウ ノ ココロミ

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抄録

山陽小野田市立山口東京理科大学(本学)は,2021年度に文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」及び「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)プラス」に選定された.また,2023年4月には,工学部に数理情報科学科(仮称)を新設予定であり,データサイエンス教育の充実化を図っている.データサイエンスでは統計や機械学習を用いた分析が必要であり,プログラミングのスキルは必須である.本講義で導入したGoogle Colaboratoryは,Pythonをブラウザから実行できるアプリケーションで,無料で利用可能,環境構築不要,機械学習やディープラーニングの環境の構築が可能,CPU及びGPU環境を利用可能などの多くの利点を有する。現在プログラミングの講義がない応用化学科の学生に対してプログラミングへの抵抗を少しでも和らげ,興味を喚起するために,1コマと少ない回数ではあるが,担当講義である分析化学においてGoogle Colaboratoryによるプログラミングの回を取り入れた.本稿ではGoogle Colaboratoryを使用した図表の作成内容及び講義終了後のアンケート結果について報告する.

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