2002年度調査記録による網走川上流域における河岸侵食・崩壊発生状況

書誌事項

タイトル別名
  • Generations of bank erosion in the upper Abashiri River, eastern Hokkaido, based on analysis of 2002 survey report
  • 2002ネンド チョウサ キロク ニ ヨル アバシリ カワカミ リュウイキ ニ オケル カシ シンショク ・ ホウカイ ハッセイ ジョウキョウ

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説明

浮流土砂の発生源となりうる河岸侵食の分布と流路形状,地質,周囲の土地利用の関係を明らかにするため,当時網走支庁が北海道東部オホーツク海沿岸に位置する網走川上流とその支流を対象に,河岸侵食地・河岸崩壊地の分布およびその位置での流路形状(攻撃斜面,滑走斜面,直走斜面),地質,周囲の土地利用(森林,農地,宅地など)を記載した記録を解析した。侵食・崩壊地は,攻撃斜面で多かった。地質が泥岩主体で相対的にもろい網走川左岸側支流域では,安山岩を主体とする右岸側支流域に比べて侵食・崩壊地密度が多かった。河岸侵食・崩壊地の発生には,流路の地形,地質が関与している可能性が示唆された。

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